サクソフォン名演奏家「須川展也」
日本のクラシカルなサクソフォン奏者といえば真っ先に名前が挙がる須川展也さん。
吹奏楽をやっている方にありがちなフワッとしたサクソフォンの音は須川さんの影響が大きいのではないでしょうか？
ダニエル・デファイエを始めとするフランスのクラシカルなサクソフォンとは違うその音に対し、尖っていた高校生の頃の私は「あんな音はサックスの音じゃない」（失礼！）と批判していました。
しかし、クラシカルなサクソフォン普及させてきたこれまでの活躍はとても素晴らしく、尊敬に値します。
人間的に丸くなった今、改めて須川さんの音を聴くと、音楽的にはとても素晴らしいと思いますし、ヤマハらしい素直な音ですが、やはり自分の好みとは違いますね………。